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【東京マラソン2025】男子車いす 鈴木が大会新で優勝

  • paraspoofficial
  • 3月2日
  • 読了時間: 2分

優勝した鈴木
優勝した鈴木

東京マラソン2025の男子車いすは、鈴木朋樹(30歳、トヨタ自動車)が1時間19分14の大会新記録で優勝した。

レースは、新宿の東京都庁前のスタートから5キロまでに、先頭争いは鈴木と西田宗城(バカラパシフィック)の2選手に絞られた。8.5キロ付近から西田が遅れ、鈴木が独走体制に入り、ゴールまで駆け抜けた。

 

東京マラソン2025には、2024年夏のパリ・パラリンピック男子車いすマラソンで銀メダルを獲得した金華選手(中国)が招待されていたが故障により欠場。パリ・パラリンピック4位のダニエル・ロマンチュク(米国)は出場を辞退した。

 

鈴木は、パリ・パラリンピックのマラソンで銅メダルを獲得。パラリンピックの後は気持ちをリセットする期間にしており、この冬は走り込みなどの練習をせずに過ごしていた。東京マラソン2025については目標タイムなどを設定せずに臨んでおり、「楽しいレースができたらいいな」と考えていたという。

 

今回の自身の走りを例えるなら、「冷蔵庫の残り物でお弁当を作った感じです」と鈴木。


パリ・パラリンピックまでに作り上げた走りで2位以下の選手を10分以上引き離し、他の出場選手たちとの力の差を示す結果となった。

 

【車いすマラソン・男子】

1位 鈴木朋樹 1時間19分14

2位 羅 興伝(中国)1時間30分28 

3位 章 瑩(中国)1時間30分57

 

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